Lazy Cosy Home 

イギリスでDIY 家改造、菜園、保存食作りなど 土臭くやっています。 

寝室を作る!⑥ レンガ壁 プラスター仕上げ編

 

mulberrybird.hatenablog.com

 

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レンガの壁を均一にする為の下地、ボンディングコートを塗り終わり
今度はプラスターで表面を滑らかにして仕上げます。

10mmの厚さで塗ったボンディングコートに対し、プラスターはほんの3mm程度。
なので、下地が上手くいっていなければ修正することは難しくなります。

乾くのを待ってから表面を触ってみました。
全体的には均一であるものの、少し波打っている所が数箇所ありました。
しかし見た目には全くわかりません。
中には壁をナデナデしたい人もいるかもしれませんが、私達的には問題なし。
初めてにしては上出来でしょ! と旦那も満足していました。

 

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プラスターを水と混ぜてミックスを作ります。
混ぜる工程はほぼ同じですが、軽くて柔らかいので断然扱いやすい。

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ボンディングコートの時はこの板からはみ出そうなくらい
大量のミックスを作っていましたが、プラスターはこれだけ。
 

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まず1回目のコート。
パレットに取り、コテで薄く延ばしていきます。
プラスターのミックスはわりとすぐ乾いてしまうので、
パレットの脇などに固まった塊が入らないように注意しました。
2mmの薄さという細かい数字に気を使いつつも、悠長にやっている時間はありません。
このコートが乾く前、40分以内に次のコートを塗らなくてはいけない。
最初のコートはとりあえず均一になるようにしました。

2回目はほんの1mmの薄さ。
これが最後のコートとなるので、なるべくコテで線をつけないように塗ります。
ついてしまった線を隠そうとしてまた余計に線をつけてしまったりということもありつつ、そんな時間はありません。

今度は30分以内に、コテだけを使って更に滑らかにしていきます。
30分後にもう一度繰り返します。
更に30分後、スプレーボトルで軽く水を振りかけてから、最後の仕上げでもう一度
コテで滑らかにすると、表面がシャイニーになりました。

 

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煙突が通っている凸の壁は、
左右中央とサイドの小さい面に分けて塗っていきました。

ちょっと厄介だったのは、出っ張り部分のコーナー。

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ガタガタだったラインを真っ直ぐにするため、
ボンディングコートを塗る際に直角のメタルを埋め込んであります。
そのまま塗るとプラスターの厚みでボコッと浮いたようになってしまうので、
事前にメタルから幅数センチの所を少しだけヘラで削ってから塗りました。

実際、気になったので我が家のリビングを注意して見てみたら、
案の定メタルのラインがくっきり。
こうして見るとやっぱり適当な作りなんだなぁ、と。

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右側がプラスターを塗った後。
ボンディングコートの砂っぽい質感に比べて、ツルツルしています。

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大変だったのは左側の大きな壁。
凸の壁のように分けることができないので、幅3m×高さ2.5mの壁を一気に塗ることに。中々の大きさだったので、二回目のコートを40分以内に塗ることは出来きませんでした。
4分の1は間に合わず、乾いて上手く吸い付かない箇所は塗りずらかったようです。
若干表面がザラっとしてしまいましたが、角で目立たない場所なので大した問題ではありません。

 

前回のボンディングコートの様に力仕事ではなかった分、気を使う作業でした。
最後のコートなので、ゴミなど余計な物が入らないようにと、
埃まみれの現場を何とかキレイに保つように気をつけました。
 

数日して表面が乾いた後、ちょっとした塊などを紙やすりで軽く削って
つるっつるに仕上げました。

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ようやく、完成!!

思わず二人して壁に顔を摺り寄せナデナデしてましたが、
その光景は相当怪しかったに違いありません。

このプラスターを塗る作業は初めてだった旦那ですが、
シンプルな作業だけに、ミスが目に付きやすい為かなり緊張したようです。
少々気になる箇所はあるものの、結果は満足な仕上がりで一安心。

さて、この二面の壁はペンキを塗るだけ! なのですが…
実は作業のやり方などを調べている間、大きなミスに気がつきました。
完全に乾くまで5~7週間待たなくてはいけないらしいのです。
でないとペンキが上手く塗れず、最悪の場合水ぶくれのようになって剥がれてきてしまうそう。

プラスターのみの場合は2週間程度で良いそうですが、ボンディングコートは厚みがあるので乾くのに時間が掛かるみたいです。

後は新しい壁を作る作業と、フロアの修正を残すのみ。
どちらもそんなに時間の掛かる作業ではないので、
完全に作業する順番を間違えました。

早く完成させたいのに、じれったい!

寝室を作る!⑤ レンガ壁の修繕 プラスター下地 編

大分ご無沙汰になってしまいましたが、
寝室りは順調に進んでいます。
今の状況は、ペンキ塗りや細かい作業を残して
完成一歩手前、という所です!   

mulberrybird.hatenablog.com

 

前回からの続きで、レンガ壁の仕上げについて。

恐らく、家が建てられた80年前から修繕されておらず
隙間だらけだったコーナーのレンガ壁二面。
ここに下地を塗り、プラスター(漆喰)で仕上げて滑らかにする作業です。

ポインティング 

寝室作りを始めた当初、材料もツールも揃っていなかったので、
とりあえずレンガ間の隙間を埋める作業 (ポインティング) をしました。

「レンガ間のセメントが崩れてる部分を取り除いて」
ということで改めて壁をじっくり見てみると…
グラグラで触ったらボロッと崩れてしまう箇所多数。
コテで突きながら取り除いていると、もう隙間だらけ。
こんなに穴があったら倒れてくるんじゃないかと思う程でしたが、
余分なセメントを取る為にノミとハンマーでガンガン叩いても大丈夫でした。

この隙間という隙間をモルタルで埋めます。
バケツに、セメント1:土 4の割合で入れて、
少しずつ水を混ぜながら、扱いやすい柔らかさにします。
スコップを使って大体の体積を測りました。

ちょうどレンガ間のサイズになっているコテを使い、モルタルを隙間に押し込む。
レンガが欠けてる箇所も、なるべく平らになるように埋めました。

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濃い茶色になっている部分が埋め直した箇所。

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凸になってるのは、暖炉用に使われていた部分ですが、
穴があった場所をレンガで埋め直した形跡が明らか。
以前の住人の誰かが、DIYでやったのでしょう…。
他と比べても雑な仕上がりでガッタガタ。

 

終わりのない作業というか、神経質になればキリがありません。
よっぽどひどい箇所が埋まれば良しとしました。

凹の部分は正面から見れば平らにみえますが、
レンガ自体が飛び出たり引っ込んだりしていて、びっくりするくらいガタガタでした。
この壁は隣家と共有なので、たぶん向こう側の壁から作業したと思われます。

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この部分はひど過ぎたので、セメント1:土2で混ぜたモルタルを塗って、
できるだけ平らにしました。

この壁と、ポインテイングで大きめの面を塗った箇所には、
乾く前にコテで×印を付けて、次に塗る下地が付きやすいようにしておきました。


下地を塗る準備

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ボンディングコートという下地を塗って、壁全体を平らにしていきます。

それこそプロの職人は、手の感覚だけで平らにできるのかもしれませんが、
素人が目測で平らに塗るのは至難の業。
厚さを均一にする為に、L字型のプラスティックを取り付けて目安にします。

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 壁と平行になるように、グラインダーで出っ張っている箇所を削りました。

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まずは、壁全体にPVA接着剤を水で薄めたものを塗り、下地の付きを良くします。

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ボンディングコート

5L程度の水を入れたバケツに、粉を少しずつ入れながらかき混ぜます。
ケーキを作る要領で、ダマにならない様にしっかり混ぜます。

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バケツ周りに付いたのを削ぎ落としながら、粉を追加していきます。

始めは楽々ミキサーを動かせますが、粉を混ぜていく度に重くなってきます。
ミックスをヘラに載せて、逆さまにしても落っこちない程度が出来上がりの目安。

一度にミックスを多く作りすぎると乾いてしまうので、ある程度の量を作ったら別の場所に移し、道具を洗う。なくなりそうになったら次のミックスを混ぜる、という流れ。

パレットにミックスを取り、大きめのヘラを使って壁に塗ります。

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ハンドルの付いた板で、L字のメタルに合わせながら平らにしていきます。

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ぐっと上に押し上げ、余分を取り除いて均一に。
かなりのボリュームがあり、重たくてなかなかスムーズにいきません。
この板で押し伸ばす作業、最初はただの木の角材を使っていたのですが
やっぱり専用のツールを使うと断然やりやすいみたいです。
素人がやる以上、ある程度ちゃんとしたツールを使った方がいいですね。
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ちょっと見えにくいですが、L字に沿って10mmの厚さに合わさるようにしました。

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ひとつの面を塗り終わったら、次は隣接していない面を塗ります。
乾いて固定したらプラスティックを取り除き、両隣の面に合わせて下地を塗りました。

しかし正直なところ、次にやる時はこのプラスティックは使わないでしょう。
あまり強くないので、下地の重さで少し曲がってしまいました。

 

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ガタガタだったコーナーのラインには、
メタルを埋め込んで真っ直ぐなラインを作りました。

せっかくキレイに塗られた下地の表面ですが、
仕上げコートの付きを良くする為に傷をつけてます。
あまり深いと支障が出るので、道具を手作り。

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裏側からほんの少しだけ釘が飛び出ています。

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パート2 テープを張って先端を少し残したもの。

これで下地が乾ききらないうちに、全体に薄くひっかき傷をつけました。

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下地塗りほぼ完成の図。
部屋の見た目がだいぶまとまってきました。

25kg入りのボンディングコートを10袋使い、
水と混ぜたミックスはかなりヘビーで、文字通り重労働でした。

そこらじゅうに粉やミックスが散乱して、すぐに汚れるけど
下地を塗っている間、壁にいろいろ混ざらないようにキレイにしておかないといけない。
意外と大変だったのは、ミックスを混ぜ終わった後にミキサーやコテなどの
道具をすぐに洗うこと。放っておいたら固まってしまいます。
まだ寒い時期だったので、外のシンクで洗うのはなかなかの苦行。

と、何かと大変なことが多かったこの作業は、3週間くらい掛かりました。

実際、最後の方にはもううんざり…。

 

仕上げ編に続きます!

 

 

春の嵐。桜と遊んでみた。

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この前まで、春を通り越して夏が来たよ!というくらい暑かったのに、
ここ数日は曇ってばかりで、気温も一気に下がってしまいました。
風がビュンビュン吹く→雨 →ヒョウ→快晴→雨 →快晴&風→ミゾレ→曇り ……
という感じで、一日の間で何度も変わるクレイジーな天気が続いてます。

こっち側の窓は快晴、あっち側の窓はどんより、とか
車で移動している間にも、ここはずっと土砂降りだったのに
ある線を越えるとピタッと止んで快晴!てなことも。

春の嵐が来るちょっと前、我が家の裏庭にある大きな樹が
実は桜だった事に、今更気がつきました。

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冬の間は枝が垂れ下がって、若干みすぼらしい見た目なんですが、
春にピンクの花がブワっと咲くので、桜っぽいなぁとは思ってたんです。
でも樹の感じが違うし、花は濃い目のピンクで鞠みたいにまとまって丸くなる。
何だか私の知っている桜とは違うので、似たような種類の違う樹かと思ってました。
ちゃんと調べてみたら、こちらではPRUNUS “KANZAN” と言う名前で、
“関山”という、れっきとした八重桜でした。
知らなかった…! 無知って恐ろしい。

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ということで、花も散り始めているので桜と遊んでみました。
桜といえば、花と葉っぱの塩漬け。それから桜吹雪。
六月に旦那のいとこの結婚式があるので、
リアルなコンフェッティ(紙吹雪とかでパーッと散らすやつ)を作ってみようと、
花びらを籠に並べて乾燥させてみました。

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4日後↓

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ピンク色が濃くなりました。
もうちょっと乾かしたらいけるかな?

 

葉の塩漬け

こちらを参考にしました。↓
桜の葉の塩漬けの作り方 - つくる楽しみ

強火で一分蒸し、何枚か重ねて束にする。
塩をまぶしながら交互に重ね、重しを置いて2-3日。
葉の水気を切って、密封して保存。
一年も保存が効くらしいです。

蒸した時、桜のいい香りがしました。

花の塩漬け
これもこちらを参考に↓
桜の花の塩漬けの作り方 - つくる楽しみ
どこで見たか忘れたけど、ついでにできる桜塩も作ってみました。
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・花の重さを量り、2割分くらいの塩をまぶす。
・重石を置き、密封して一晩置く。
・出た水を切る。水を鍋に入れ弱火で数時間炊く
 →干上がったら桜の香りのする塩に。
・水気を取って、保存ビンに入れる。
 酢を使うので、メタルの蓋は避けた方が良い。なければ蓋の間にラップを被せる。
・花が隠れるくらいに梅酢を入れて一週間漬ける。
  (梅酢がないので、自家製りんご酢でやってみました。米酢でもOKらしい。)
 酢を入れたら、ぱーっとピンクが鮮やかになりました。
・花をザルに開け、キッチンペーパーを敷いて2,3日陰干し。
 ペーパーを取替え、更に一日干す。
・塩をまぶしてビンで保存
 

これも一年は保存できるのだとか。
本当は8分咲きくらいの花を使うらしいですが、
うちのはもう満開だったので、花びらが落ちて扱いづらかったです。
来年は早めにやってみよう。

このピンクになった酢、ピクルスか何かに使えないかなーと考えてました。
色が活かせるように、白っぽい野菜がいいな…
大根があるから甘酢にして漬けてみようか…
あ、桜と大根って!桜大根?! 元はこうやって作られてた?

パックに入った桜大根、子供の頃好きだったな。

小学生の頃、近所に文房具屋 兼 駄菓子屋みたいな店がいくつかあって、
10円とか30円のお菓子をよく買ってました。
よっちゃんいか、蒲焼さん、ウメトラ3兄弟、カツの衣だけのとか。
いま思えば化学調味料200%くらいのデンジャラスなお菓子だけど、
当時は喜んで食べてたのを覚えてます。
かなり昔のことなのに、子供の頃の記憶って残ってるものですね。

寝室を作る!④  窓際の壁にプラスターボードを張る 編

  この状態からの続きです。

mulberrybird.hatenablog.com

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断熱材を付け終わり、プラスターボード(石膏の板)を張って壁らしくしていきます。
出窓から右は別の小さい部屋ですが、壁は共有なので一緒にやってしまいます。

木のフレームはプラスターボードを張る位置を考えて設計されています。
この形に沿って板を切り、ネジで固定するという流れで
要領は天井の時と同じような感じ。

mulberrybird.hatenablog.com

 
ただ形がもっと入り組んでいるので、少し複雑な作業になります。

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まずは一番大きい面、出窓の天井部分から始めました。
変形六角形を一辺ずつ測っていきます。

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ここは特に形が複雑なのにも関わらず、
「繋ぎ目がないようにしたいから、大きい板を使って一枚で仕上げたい。」
とこの面用に特別サイズを購入し、失敗が許されない!と自らハードルを上げる旦那。

問題なのは角が多い、端の部分です。
角度とか計算し始めたら(できなかったけど)混乱してきました。
何度も言いますが、この家には真っ直ぐなラインというものがない為、
正確に変形六角形を測るのは至難の業。

そこで、余った板を使いテンプレートを作ってみました。

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板を直接合わせながら切り、ヤスリで削って同じ大きさになるようにしました。
これを巨大な板の端に合わせて、線を引きます。

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天井の時の教訓を活かし、後で調整できるように幅を少し大きめに。
普通の古いノコギリを使ってギコギコ…切り落とす時に支えていないと、
片側が落ちた重みで割れてしまうので注意しました。
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板が細長い分、反動で割れやすくなるので慎重に扱いながら天井に合わせます。

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DEAD MAN ここでも活躍。
出窓の高さに合わせ短くして、板を合わせている間サポートします。

板はしっかり同じ形になっているはずなのに、何故か上手くはまりません。
ほんの数ミリ大きい箇所があるだけで斜めになってしまい、角が合わなくなる。

ヤスリでちょっとずつ削って、合わせてみる、を繰り返します。
角を調整しているうちに、手前のラインがどんどん短くなっていき
結局3cmも余分にしておいたのが、ちょうどよい長さになりました。

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別の面がちゃんと被さるように、フレームから飛び出している部分を
ヤスリで削って平らにします。

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結構な量を削ったのですが、パルメザンチーズよりも簡単に削れたので
苦ではありませんでした。

窓の上は通常の四角形で済んだので、特に大きな問題はなし。
気をつけたのは、固定する前にフレームがある所をマークしておいたことです。

続いて、サイドの変形部分。

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床から天井まで、一枚の板を使います。
隙間はなくしたいですが、板をぴったりの大きさにすることはできません。
まず板をハメることができないし、
きっちりし過ぎていれば、歩いて床板が動いた時の反動で板が割れてしまう可能性も。
なので天井に角を合わせ、床から1cmくらい上がっているようにします。
足元に注目!

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これが現場のテクニックだそうな。
ハンマーとノミを組み合わせ、梃子の原理で浮いているようにします。
この状態を保っている間に、ネジで固定しました。
床との隙間は、今後スカーティングボードを取り付けたら見えなくなります。

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側面を壁に合わせて逆L字型の様に切ります。
天井に合わせるプロセスがあったので、先に固定してから切りました。
わざわざ変形にしている理由は、コーナーは床板からの振動が集まりやすい為、
板を分けると板同士がぶつかって破損する恐れがあるらしい。

この後も、ひたすら同じ様な作業が続きます。

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形に沿って板を切り、合わせて削って調整して。

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ネジで固定し、余分な所を削り落とす。この作業を繰り返しました。
板から粉が大量に出るので、部屋中真っ白に。

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窓際の作業、ほぼ完成の図!
天井と同じく、繋ぎ目とネジの穴をカバーする作業がありますが
とりあえず完了です。

ちなみにビフォー↓

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比べると雰囲気が全然違う!

そういえば、この作業をしていたのは2月終わりから3月のこと。
まだ陽が短くて、夕方5時には真っ暗になってしまいました。
平日、旦那が仕事から帰ってきてから作業することもよくあったので、
超強力な工事現場用のライトで照らしてました。

今は8時過ぎまで明るいので大分快適になりましたが、
この頃は寒くて暗いし、細かい事を気にしないといけない作業が多かったので、
若干うんざりしてきたことも。

毎日作業していた訳ではないけど、窓際の作業全部で3週間くらい掛かりました。
6面あるうち、やっと2面目ができた!

テーブルを作ってみる? 流木の丸太を探しにいつもの土手へ

旦那は職業柄、 Tree surgeon の人達と仕事をすることがよくあります。
直訳すると“樹の外科医” となりました。樹の診断などもするようですが、
要するに “樹に登ってチェーンソーで切る”ことを専門としてる。
ちなみにイギリスではいちいち免許が必要で、旦那はチェーンソーを扱う免許を持っているけど、
“樹に登ってチェーンソーを使う”免許は持っていない。

彼らの仕事は、例えば古くて倒れそうな大木や、線路沿いの雑木林など、なんらかの理由で排除しなければいけない樹を切ることです。
切り倒した樹は移送する方が大変なので、機械で粉々にして処分することになります。

邪魔だから、という理由で切り倒された樹の中には、樫や桜など立派な物もあるようです。
もったいないので丸太を保管し、乾燥させ、表面を手入れして、テーブルを作る。
それが結構な高値で売れた、という話を聞きました。

新しい樹を乾燥させるのは何年も掛かるそうですが、
表面にキノコが生え始めたくらい古ければ、2年程で使用できるとか。

時間は掛かるけど手間はそこまで無さそうだし、面白そうなプロジェクトです。

こんなイメージ。
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http://tagwoodworking.com/projects/log-table/

 

旦那はいつも樹に関わる訳ではないので、職場ではあまりチャンスがなさそうですが、
近所にある河沿いに、いくつか大木があります。
犬の散歩コースで毎日の様に通るので、前々からチェックしていました。

この河は海からすぐ近くなので、潮の満ち引きにとても影響され
満ち潮のあとには、内陸からあらゆる物が流れ着いてきます。
様々な大きさの流木を始め、漁で使われたらしい網やボール、
タイヤや電化製品のゴミ、恐らく牛だったと思われる骸骨など!

引き潮の時に、狙っていた大木を取りに行くことにしました。

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台車、チェーンソー、シャベル、長い鉄棒を用意しました。
土手自体はかなりの長距離ですが、いつも通るのは片道30分程度の道のりです。
丸太があるポイントをひとつひとつチェックしました。

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サイズが小さ過ぎたり、ヒビ割れていたり。

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穴が開いていたり、古過ぎたり…なかなか見つからず。

 

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やっと、良さそうな丸太を発見!

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チェーンソーでぶった切ります。

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少し小さいけど、コーヒーテーブルくらいにはなりそう?

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この周りにあった丸太もいくつか切ってみましたが、
中が腐っていたりして使い物になりませんでした。

しかし、もう一箇所狙っていたポイントが残っています。
少し遠いけど、かなり大きな丸太があるのです。

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満ち潮の時は、手前の岩場まで河が迫ってきます。
草が生えてる向こう側は沼のようにぬかるんでいるので、行くのを躊躇っていたら

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オスふたりどんどん先へ進んでいってしまい、見えなくなりそうな程
遠くへ行ってしまいました。
どうやら使えそうな丸太だったらしいので、沼の中を追いかけました。

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相当大きいので一度では切れそうにありません。
グーッと押しても、巨大な丸太はぬかるみの中でなかなか動かない。
鉄棒を使って、梃子の原理でひっくり返す作戦をしてみるも、
棒が沼に沈んで原理が成り立たない。

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結局、うぉーっ!と力ずくでひっくり返し、無事切断。

何の樹かはわかりませんが、どっしりしていて大物です。
この一切れだけでも相当重いので、来た道をゴロゴロ転がしながら戻ります。
土手へ上がるために岩場を超えなくてはならないのですが、
ぐいっと押し上げた丸太が、岩の上で安定せず転がり落ちてきて
危うく下敷きになりそうになる、と一発触発の瞬間もありました。

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よく犬の散歩中に会う人達から、何してるの?! などと言われつつ
土手の終わりにある駐車場まで運びました。

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とりあえず家のガレージに保管。
全く陽の当らない場所ですが、急に乾かすとヒビが入ってしまうそうです。
このまましばらく放置して、いつか忘れた頃にまた再開するでしょう。

ちなみにチェーンソーは毎回義父からお借りしているのですが、
頻繁に使っているので、そろそろ買ってもいいんじゃないかと思ってます。

もしチェーンソーがあれば…

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こんなのや

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Top 10 Manliest Chainsaw Works of Art - Manly Things For Manly Men

こんなのができるらしい。

 

www.youtube.com

※この動画はうるさいです

 

こんな技が出来たらカッコイイなー!

まぁチェーンソーよりも、芸術的センスと技量が必要でしょうね。

 

旦那の口座からお金が抜き取られた! 謎の犯行が気になる。

銀行から旦那宛に3通も手紙が来ていたので、何事かと思ったら
“誰かが不正操作したかもしれないから連絡してくれ” との旨でした。

銀行へ電話すると「○○日にテレフォンバンキングを使用した覚えがありますか?」と聞かれました。
今まで使ったことがないと答えると、
「この日、あなたの名前を名乗る人が£895を他の口座に移そうとしました。基本情報や暗証番号も答えましたが、今までテレフォンバンキングの利用履歴がないことから不審とされ、確認が必要となりました。」とのこと。
まさか! こんなことが自分達の身に起こるとは。
「その男は、郵便で送られてくる暗証番号も知っていました。あなたの郵便受けは安全に管理されていますか?」との質問。

いや、全く…。
うちで使っているのは、この旦那お手製のポスト。

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木製の箱にフタが付いただけ。フタを開ければ中身は全開です。

銀行側が予想したのは、
「ポストが安全でないことを知った男が、旦那のフリをして暗証番号を変更し、送られてきた手紙を盗んだ可能性がある。」
テレフォンバンキングを使ってないから、暗証番号が変わっても気がつかないかもしれない。
でも、基本情報も知っていたんでしょう?と聞くと、
「そのくらいは誰でも調べることができます。」と。怖い!

私達の住んでいる場所は郊外にある住宅街で、最近 “村“ から “町” へ昇格したものの、小さな所です。
ここ数年は家が増えて新規で越してくる人も多くなりましたが、代々この辺に住んでる人が大半です。
近所は若い家族や高齢のカップルなどで、割と余裕がある人の多い地域 。(ウチはちょっと浮いてる)
そんな感じなので、あまり防犯などの心配はしていませんでした。

しかも我が家は町のメインストリート的な場所に位置し、唯一の飲食店が並ぶエリアからも程近い為、人通りのある場所です。
まぁそれでも、こんな郵便ポストから手紙を抜き取ることは可能でしょう。

とりあえずネットバンクを停止し、捜査が入ることになりました。

一週間後にネットバンクは停止解除になりましたが、銀行からの連絡はありません。
銀行側も警戒してるだろうから、もう大丈夫だろうとあまり気にしていませんでした。

しかしその数日後、給料が入ってるかなと口座を開けてみると、
身に覚えのない使用履歴を発見!
合計して約£600 、日本円にして9万円近く使いこまれていました。

こちらの銀行カードは、基本 DEBIT機能が付いています。  (クレジットカードと同じような使い方ができますが、使った金額はそのまま口座から引き落とされるというもの。)
ネットバンク上に購入先が全て表示されていましたが、スーパーの宅配サービスやフェスティバルのチケットなど、全て身元が割れるような所ばかり。

え、バカなの?…いや、ここまで頭働かせておいてそんな間抜けなことはしないはず。
住所や名前も偽造する、プロの仕業かもしれない。

速攻で銀行に連絡すると、いつもと違って緊張感のあるスタッフが担当して
どの項目が使われたものか、ひとつひとつ確認していきました。
捜査が入っていた為か?思ったよりもすぐに対応してくれて、数時間以内にその金額を振り込んでくれることになりました。

しかし狙われている可能性があるので、今使っている口座はこの場で解約手続きをし
新しい口座を作り直してくれれば移行手続きは銀行側で行う、とのこと。
これから購入先へも捜査を入れるらしい。

とりあえず使われた金額は戻ってきたのでひと安心だけど、なんとも気持ち悪い。
テレフォンバンキングの捜査がどうなったのか、何も聞かされていないけど
タイミング的に考えても同一人物の犯行か。

クレジットカードの番号はネットから漏れた可能性が高いが、
郵送で送られてくる暗証番号も知っていたというのが気になる。
ネットでその番号を使うことはまずないし、番号の存在すら知らなかったので漏れようがない。
と言うことは、うちのポストを見てからネット経由で狙ってきたということか。

つまり犯人は、いろんな場所を周って鍵なしのポストを見つけ出し、
住所から個人情報を調べて暗証番号を変更した。
配達員などのフリをして、ポストから新しい暗証番号が記された手紙を抜き取り、
テレフォンバンキングで現金を入手しようとした。
それが上手くいかなかったので、ハッキングしてクレジット情報を盗み、
送り先の住所や名前を偽装して、ネットから買い物をしたのでは?
という推理をして刑事気分になっていたけど、 残念ながら “誰が、具体的にどうやって犯行したか” を突き止められるまでの技量は一切ない。

 
ともかく、すぐに近所の支店で新しい口座を作り、カードは後日送られてくることに。
確か日本では署名が必要な郵便だったと思うけど、なんとこちらではポストに投函されるだけ。
私のカードが届いた時は大量のジャンクメールなんかと一緒になっていた。
クレジット機能も付いてるのに、危なっかしい!

最近こんな事件もあったから、銀行へ直接受け取りに来てもいいか?と聞いても
「決まりだからそれはできない」の一点張りで融通が利きませんでした。
過剰とも思える程のIDチェックやセキュリティ管理をしておきながら、カードが郵便ポストから盗まれたら元も子もないのでは。

ということで、ポストを改善しました。
結構気に入っていたのでわざわざ買いたくなかったのです。

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板を少しだけ切って受け口を作り、横からパドロックで鍵を掛けられるようにしただけですが、以前よりはマシでしょう。
ポストごと持って行かれるかもしれないので、壁に取り付けた方がいいかも。

今の所こんな原始的な対策しかしていませんが、ネットのセキュリティ対策も考えなくては。

今の時代、クレジットカードを使わないといけない場面が多い。
例えば得体の知れないウェブサイトや、見ず知らずの安ホテルにもクレジット情報を教えなければいけない時など不安になります。
Wifi も危ないのかな…一体どこから手を付けたらいいのでしょう?
サイバー系の情報に疎いので混乱します。

ということで、皆さんもお気をつけください!

 

穴掘り好きの犬から畑を守る闘い(後編) 電信柱とバケツをアップサイクル

 

mulberrybird.hatenablog.com

前回からの続きです。 
壁を作るためのバケツと、Raised bedを作るための電信柱を拝借しに義父の所へ。

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二週間前から始まっていた解体作業が既に終わっていて、何十錬もあった巨大グリーンハウスが跡形もなくなっていました。何だか淋しいです。

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切断され小さくなっていますが、これが電信柱だった木です。
ところで電信柱を持ってるとか、なんで?という突っ込みは私もしました。

義父の家の前には、写真背後にあるように大きな倉庫があります。
本来は農場の設備ですがほとんど私用で使っている為、親族や友人知人が処理に困った物を義父が何でも引き取り、ここに保管するというのが慣習になっていました。
倉庫の中には、動かない巨大キャンピングカーや部品が欠けた車、古い自転車や椅子など、その他雑多な物が無数にあります。
いつか何かに使えるかもしれない、と物を捨てない元祖アップサイクリストですが、規模がデカ過ぎる。

電信柱を数メートル先の車まで旦那と一緒に運ぼうとしたのですが、片側だけでもめちゃくちゃ重い。
腰を入れろ!背中を曲げるな!とカツを入れられても地面から持ち上げることが出来ず、結局71歳になる義父が代わって運んでくれました。
女子にしては割と力のある方だと思ってたけど…情けない!
チェーンソーやその他ツールもお借りし、廃材がゴロゴロしてるエリアでちょうど良い大きさのバケツも見つけました。

気合を入れて何とか庭まで運び、作業に取り掛かります。

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いろんな金具が付いていたので、ディスクグラインダーで削ぎ落としました。
持ってきた電信柱は全部で四本、150cmから190cmと長さが全て違いました。

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何度かパズルして並べてみましたが、少しだけ足りない。
このままだと組み合わせ部分も何か変です。

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チェーンソーで斜めに切って、上手く組むようにしました。
足りない部分は、小さめの物がまだ残っていたので義父の所へ再度取りに行きました。(車で5分の近所)

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少し地面を掘って、埋めただけで安定しました。
手前の角が小さい物ですが、思ったよりも大きさの違いがわからないので、これで良しとします。
この辺には木の大きな根っこがあるので、土をたっぷり入れて底上げしていれば野菜の根も届かなくなり一石二鳥。

次はバケツの壁です。
↓これを見て、バケツの中でジャガイモを植えようと思ってます。

www.allotment-garden.org

省スペースにもなるし、なんか面白そう。
他にも大きな袋やコンテナーでもできるみたいです。

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底を切り落とすのに普通の古いノコギリを使いましたが、意外と簡単に切れました。 

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金たわしで擦ったら、汚れも切り口も綺麗になりました。
この底の部分、何かに使えるはず…

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パコバス! 
散歩へ行ったり穴掘りした後、よくドロドロになるのでその度にホースを掛けてたんですが、この方が楽だし全身ビショビショにならないで済みます。この悲しそうな顔…。

 

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完成に近い所。白いバケツの所に三つ並びます。
木の周りは野草エリアとして、近所から取ってきた草を植えてみました。

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Comfrey(コンフリー)という草で、夏にはピンクや紫の花を咲かせます。
葉をコンポストに入れると堆肥の進みが早まるということを知り、去年ネットで種を買ったんですが、あまり上手くいきませんでした。
そしたら犬の散歩コースにわっさわさ生えてるのに気づいたので、何株か取ってきて植えてみました。
予想はしてましたが、ここがはじめにターゲットになりました。
半分以上は引き抜かれたけど、もっと背丈が大きくなったら大丈夫かも。

野草の後はバケツ下を掘り始めました。
まだジャガイモは植えてませんが、これでは成り立たちません。
何かに向かって掘りたいようなので、堀場に電信柱の切れ端を埋めてみました。

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思惑通りに木のフェンスとバケツの方向に掘ってくれましたが、
既にバケツが半分以上埋まってしまい、野草たちも無惨な状態に。
新しく作った通路もすぐに土で埋まりました。
掘る勢いが凄いので、通路を挟んだ隣の畑にも土が飛んでいきます。
電信柱のベッドもやっぱり低すぎたようで、掘り返しはしないもののズカズカ中に入ったり飛び越えようとしたりします。
でもこのラインからは堀場でないことは理解してるっぽいので、頑張ってトレーニングしてみます。

とりあえずバケツ下と通路側の保護、あと掘りながら興奮してキャンキャン吠えるのを止めさせるのが今後の課題。

闘いは当分続きそうです。