Lazy Cosy Home 

イギリスでDIY 家改造、菜園、保存食作りなど 土臭くやっています。 

いろいろ変化

去年の夏に寝室が完成して、格段に居心地の良くなった家を堪能していました。
新しいこともできるようになって生活も充実。
もうベッドがリビングにあった頃は考えられないし、たくさんできたスペースも見事に埋まってる。
けれど、この一年いろいろあって引っ越しをすることにしました。

元々ここにずっと住むつもりはなくて、本当はどこか暖い場所で半自給自足的な生活できる土地を買うのが夢。この家に住んでいるのも家賃がないので貯金ができるからだったけど、この調子ではいつになることやら。
なので貯まってきた資金を使い、DIYでリノベーションをし家の価値を上げて儲ける、というのをやってみることにした。
それを新しい家か、ここでやるか悩んだ。
どちらもメリットとデメリットがあり、ハイリスクハイリターンか手堅くするか…。

いま住んでいる場所は良くも悪くもないといった感じなので、他の場所へ引っ越すことを前から考えてました。
車で1時間くらい離れた別の街で家を見て回ったけど、住みたかった地域では相場が思ったよりも高く、同じようなことをする人が多いから競争率も激しいらしい。

だったら、この家をやってもっと資金を作ってからにするか。
ここも義父が30年前に同じくリノベーションする目的で買った家だけど、もう自分でやるつもりはないらしいので、業者に頼むかすると言う。
それなら私達がやって、利益をもらってもいいだろうか?と聞いてみると是非やってくれとのことだった。 

家の値段を何件かの不動産屋に見積もりをしに来てもらったが、大抵の人にびっくりされた。いまだに寝室とバスルーム以外の二階には天井がなく、不揃いのシーツで覆ってある。所々むき出しのレンガ壁。こういう家は偶にあるけど、人が住んでる事はあまりないわね、と正直に言われたことも。
それでも土地の価値自体が上がっていたので、買った当時に比べて4倍くらいの価格になっていた。
この状態で売っても義父には利益がある。ちゃんとスタンダードな状態にリフォームすればもっと上がるのは間違いないようだ。
これはやっぱりチャンス!、とやる気も沸いてきました。

ずーっと直したかった箇所が山のようにあるので、ここをこう変えてとイメージしては話し合い、それはDIYできるか?費用はいくら掛かるのか?など考える事が次々とでてくる。家を売るときの法律を調べたり、どこをどういう順番で直していくか、屋根の修繕をビルダーに見積もってもらったりと具体的に動きだしました。

さてそんな中、5月の終わり頃に妊娠が発覚!
計画してたことなのでいつできてもおかしくなかったけど、
こうなると状況がひっくり返る。出産予定日まであと8か月しかない。

間に合うだろうか…新生児がいる家でドリル使ったりレンガ削ったりして埃まみれになるのは無理だし、私もそんなに手伝えなくなるだろう。
旦那はこれから数か月仕事を取らないで何とか終わらせると言うが、思ったよりも時間が掛かるものだし、できなくてイライラするのも嫌だ。それに赤ちゃんが生まれた時に一緒に居てくれなくては困る。

どうしたもんかと考えて閃いたのは、中間の選択。ここから近いHULLという街へ行けばもっと安い相場で、別の街の2/3くらいの値段で家を買える。
街の中心はイマイチだけど少し離れた割と好きなエリアがあってそこなら住みたい。

修繕の必要が少ない家に引っ越せば、この家をリフォームする資金が残る。
家が空っぽの方がやりやすいし、車で10分の距離なら少しの時間だけでも通える。

引っ越しもして、この家のプロジェクトも続けるという意外な展開だけど、
いろいろ出たアイデアの中で一番しっくりきたので、結果良かった。

それからは妊娠のことや家の買い方についてのことばかり調べてました。
どっちも初めてのことで知らないことばかり。てんやわんやですよ。