義父の農場でガラスを切る!やっとグリーンハウスが完成。
前々回からの続きです。
フレームの設置が終わったので、ガラスの設置に取り掛かります。
元から壊れていたのが2枚と運んでいる途中に3枚割ってしまったので、まずは義父の所へガラスを拝借しに行きます。
閉鎖した農場にはグリーンハウスがたくさんありますが、もう数日以内に解体作業が始まってしまうと聞いたので急ぎました。
こんな場所。至る所にあらゆる廃材が適当に積み上げられています。
ベースに使ったブロックもここで見つけました。
しかし写真にある様に業務用のグリーンハウスですから、大きさが全然違います。
どうやって切るのか疑問でしたが、旦那は義父がガラスカッターも持ってるから大丈夫だと言います。また大掛かりな機械か何かを使うのかと思っていました。
ポケットから取り出したのはこんなに小さなツール、これだけ。
まずは欠けて農場では使えなくなってしまったガラスの中から、私達のグリーンハウスの大きさに合う物を探してきました。
サイズを測り、真っ直ぐなラインに沿って薄く傷を付けます。
一度傷を付けたら動かせないので、固定できて充分長さのある定規が必要です。
代わりに義父お手製の、鉄をT字に組み合わせた物を使いました。
最初に両端から傷をつけるのがポイントらしい。
線の部分を裏からコンコンとノックします。
少しずつ傷が深くなっていき、パキっと綺麗に割れました!
…何回か失敗した後に、ですが。
やり方はシンプルなだけに、ちょっとしたコツがいるようです。
始めの何枚かは斜めに割れたり、ガタガタになったり。
切り落とす側が大きすぎると、少しノックしただけで割れて地面に落ちてしまったり。
幸い練習できる分ガラスはあったので、無事に5枚作ることができました。
義父もやんちゃな犬を2頭飼っているので、パコ(ウチの犬)はここに来るのが大好きです。作業してる間、靴下取り合いゲームで遊んでました。
さて、ガラスを持ち帰り設置します。
これも意外とシンプルな方法で取り付けました。
下段のガラスにS字フックをのせて支え、横からワイヤーのフックで留めるだけ。
意外としっかりしています。
ただフレームを組み立てる時に曲がっている部分があったみたいで、
偶にガラスが入りにくい事がありました。
途中でいくつか劣化したS字が壊れたので、新たに作りました。
あり合わせの物なので他と比べてやたら大きいですが。
ほぼ完成の図。
家の向きにスライドドアが付いてます。
中に入ると、風が当らないので暖かいけど外にいる気分です。
もうここをリビングにしたいくらい居心地が良い。椅子を置いてお茶飲んだりしたい。
材料が揃っていれば半日で出来たと思いますが、何だかんだで設置できたのは2週間後でした。
早速、棚を中に入れて種まきをしました。
今年はパプリカやチリ、きゅうりなど暖かさが必要な野菜にも挑戦してみます!