Lazy Cosy Home 

イギリスでDIY 家改造、菜園、保存食作りなど 土臭くやっています。 

寝室を作る!② 天井の取り付け編

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天井がないと一気に寂れた感が出るんです。寒いし埃も落ちてくるし。
電気配線がほぼ終わったので、念願の天井に取り掛かります。

平面の壁はプラスター(漆喰)を塗る予定ですが、
天井はかなりハードルが高そうなのでプラスターボードを使うことに。
↓ここで木材などもまとめて購入しました。
Build It 4 Less > Plasterboard > Standard Plasterboard


旦那が以前一階に付けてくれたベニヤ板と違って、これは重さが30KGもあります。
石膏の塊ですから、めちゃくちゃ重い。
サイズが小さければ問題ないけど、2m×1.2mの平面だと重さの種類が違います。
しかも意外に繊細だから困る。
角はすぐボロっとなるし、ちょっとの衝撃でひびが入ります。
なので慎重に狭い階段を通って二階へ運びます。

しかし問題は、この重さの板をどうやって真上で支えるのか?
ねじで留める間しっかり固定していなくてはいけません。
いろいろ調べて、このお兄さんを参考にしてみることにしました。


how to put a plasterboard ceiling up on your own at height

これならいけそうです。

ソファだった廃材を使って作りました、DEAD MAN!(と呼ぶらしい)

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柄の部分を天井の高さにすれば、しっかり支えてくれます。
私が真下でデッドマンを持って待機し、旦那がボードを持ち上げ、
丁度いい所で挟みキックして固定する。という流れで上手くいきました。

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板はなるべく少なく区切った方がいいそうですが、大きいほど大変です。
変形している所は小さめにするなど調整しながら、結合部分が同じラインにならないように区切りました。

歯を傷めるので、古いノコギリを使ってプラスターボードを切ります。
あまり誤魔化しが効かないのでぴったりの大きさにしたいのですが、この家はどこもかしこも斜めなので形が合わない。壁やフレームに合わせて測っても、それ自体が曲がっているので角ごとに長さが違う。やってられません。

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このおろし金のような物で削り少しずつ形を合わせていきますが、
こっちの面を削ったらあっちの面が短くなるというパラドックスに陥ってしまい、
なかなか思うように進みません。
結構簡単に削り落とせるので、少し大きめに切った方が取り返しがつきます。

出来た物を天井に固定し、まず角をねじで留めます。
フレームがある場所に線を引いておき、それに沿って更に数箇所ねじで留めます。

数日掛かって出来ました!

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 天井があるだけで、ぐっと部屋っぽくなりました。
あとで結合部分を隠す作業がありますが、とりあえず完成です。